SHINJI-BLOG

京大院卒サラリーマンの思考履歴(仕事術・資格勉強などの自己啓発,理系就活,修士研究,株式投資など)

【就活/仕事術】あなたの強みって結局のところ何?その答えが分かる ” ストレングス・ファインダー2.0 ”


どうも、Shinjiです!

 

 今回は、「皆さんが”自分自身の強み”を知り、今後の人生に大いに役立てていこう!」というテーマの記事です。

 

早速ですが、就活生や社会人の皆さんは、自分の強みが何かを理解できているでしょうか?

 

ちなみに、毎日自身の強みに取り組む機会のある人は、そうではない人に比べて、6倍も意欲的かつ生産的に仕事に打ち込む傾向があると言われています!

 

何となく「あれかな~?」というレベルで把握している程度の人が大半だと思います。

 

特に、就活生は自己分析をする中で、市販の自己分析本を使って自身の強みについて考えたことがあると思います。あるいはこれから考えようとしているかもしれません。

私自身もはじめはそのようにしていましたが、そのやり方では、膨大な時間を必要とし、加えて自分の頭で把握できている範囲内でしか答えが得られません。仮に、「自分は絶対に○○だ!」のような自己暗示をしていた場合、自身の核心には近づくことが難しいでしょう。

また、社会人の方々でも、「今の仕事がつらい、楽しくない」などの感情を抱いている場合、自分の強みを活かして仕事ができていない可能性があります。

そのような方々のために、私が就活時に自己分析の一環として使用していた本を紹介します!それは、

 

ベストセラー作家のトム・ラス著

「さあ、じぶんの才能に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0」

です!

 

f:id:shinji_1937:20210223124155j:plain

ストレングス・ファインダー2.0

この本を使うことで、自身の強みトップ5の資質を簡単に知ることができます!

この本は、人に関する資質34の中から、数百万人と比較したときの自分の秀でる資質を明らかにするというものです。

使い方の流れは以下の通りです。

 

① まず本に付属しているアクセスコードを使って、<ストレングス・ファインダー>というウェブテストを受験します。

② 次に、受験後すぐに発行されるトップ5の資質が記載された、自身の強みについてのレポートを読み、自分の強みを把握します。

③ 最後に、本の中で自身の強みに該当する箇所を確認し、あなたがとるべき「行動アイデア」を知ることができます。

 

誰も興味ないと思いますが、私自身がこの本を利用して分かった、強みの資質トップ5は以下の通りでした!

  • 回復志向 ・・・問題解決を好む。困難に遭遇することでエネルギーを得る。
  • 学習欲  ・・・知識・技術の取得、新しい体験を楽しむ。
  • 調和性  ・・・人々の衝突や摩擦を極力さける。共通点を見つけ調和に導く。
  • 責任感  ・・・やると決めたら何でもやり遂げようとする強い意志を持つ。
  • 内省   ・・・頭脳活動を好む。

正直、この中の責任感、調和性ぐらいしか明確に把握できていなかったですね!(笑)

回復志向は問題解決を好むという資質で、確かに大学の研究等において、壁にぶち当たると、夢中になり解決のために全力を注いでしまうという自分の一面には気づいていました。

しかし、それは自分の研究テーマの課題は絶対に解決しないといけないという責任感から来ているものだと考えていましたが、実はそれをめちゃくちゃ楽しむという資質によるものだと、その時気づくことができました。

また、普段は外向的な人付き合いをする一方で、休日は一人家やカフェなどで過ごす方が好きなため、「もしかして、俺って人付き合い苦手?」とか考えたこともありましたが、実は一人であれこれ考えたがる、内省の資質によるものだと分かり、少しホッとしました!(笑)

就活生であれば、この本で明らかになった自分の強みをもとに、それを活かせそうな志望業界および職種をまず検討してみるのも良いかと思います。また、自己PRやガクチカの作成においても、自身の強みにスポットを当てて論理を展開していけば、違和感のない良いものができると思います!

 

社会人の方については、自身の強みが今の仕事に活かせているかを確認し、現状に大きな不満を感じているようであれば、転職により違う道を検討するのも、自分の人生を豊かにするための一つの方法かと思います!

 

以上、自分自身の強みを知るための方法の紹介でした!

 

自分の強みを知ることは、自身を知ることであり、人生において大きな価値があるなと実感しています!

 

是非参考にしてみてください!ではでは~(^^)/

 

【他大学院試】学歴ロンダ最高じゃね⁈学歴ロンダのメリット・デメリット

どうも、Shinjiです!

 

今回は、自分の経験をもとに「学歴ロンダのメリット・デメリット」について、

お話ししようと思います。

 

学歴ロンダという言葉を初めて聞いた方のために説明すると、学歴ロンダは、略称であり、正式には”学歴ロンダリング”と言います。(造語に正式もクソもないですが笑)

 

学歴ロンダとは、所属している大学を卒業(修了)後、その大学では進学せず、より偏差値の高い他大学へ進学することを指します。

 

私個人としては、この”学歴ロンダ”という表現は好きではないです。

その理由は、この学歴ロンダリングという言葉が、マネーロンダリングに由来しているもので、まるで不正をはたらいているような表現だからです(笑)

マネーロンダリングとは、犯罪などで得られたお金の出所を分からなくするために、何度も入金口座を移し替える行為をいいます。

 

したがって、以降では外部進学とも表現しています。

 

本題に入る前に、私自身についてですが、地方国立大学の工学部を卒業後、

京都大学の大学院に進学した経験があります。

 

結論から申し上げると、外部進学してよかったな!と思っています!

 

学部3回生の頃、私は他大学の大学院に進学し、新しい環境に挑戦してみたいという思いが強まる一方で、「実際学歴ロンダってどうなの?」ということをよく考えてました。「進学先で本当にやっていけるのだろうか」、「友達はできるだろうか」、「就活においてプラスになるのか」など、挙げれば切りがありません(笑)

 

そのように、私と同じようなことで悩んでおられる方々のために、今回は、学歴ロンダのメリットとデメリットという切り口でお話いたします。

 

さっそくですが、学歴ロンダのメリットおよびデメリットは下記の通りです。

 

1.メリットについて

 1.1 やりたい研究ができる

 1.2 圧倒的に視野が広がる

 1.3 考える力が身につく

 1.4 就活で有利になる

 1.5 大きな自信がつく

 1.6 交友関係の輪が広がる

 

2.デメリットについて

 2.1 人間関係をほぼ一から構築する必要がある

 2.2 必ず環境を変えることによるリスクが存在する

 2.3 研究を一からスタートすること

 

 

 

まずは、メリットについてお話します!

 

1.メリットについて

 

1.1 憧れの環境でやりたいことができる

 何と言ってもこれは外せません!外部進学を考えている人のほとんどが、何かしらのやりたいことをイメージしているはずです。「あの研究室で、あの教授の下で、あの環境で、研究・勉強がしたい」であったり、中には「全国から人や情報が集まる東京で、色んなことから刺激を受けながら、学生生活を謳歌したい」という方もいるかもしれません。自分の場合は、明確に取り組みたい研究分野があり、その研究をするために、その分野においては国内トップレベルの研究室を志望しました。やりたい研究に熱中できた修士の2年間は、一生の宝です!

 

1.2 圧倒的に視野が広がる

 外部進学をすると、確実に視野は広がります!これは、外部進学後に視野が広がるという側面もありますが、外部進学を志す過程においても言えることです。

進学先を検討する際に、どの大学にどのような研究室があるのか、また具体的にどんな研究を行っているのか、ということを把握する過程で、現代における社会課題や研究のトレンド、研究手法に対する認識が深まります。

また、外部進学後のことについてあれこれ気になり、ネット記事を閲覧したり(まさに今がそうですね笑)、大学の先生に相談したり、知人や社会人に相談したりする中で、色々な考え方に触れて視野は広がります。(自分が実際にやっていたことです)

 

進学後に関しては、環境が変わるため、色々な手続き(住民票異動、免許関係、保険関係、賃貸契約、大学生協加入、新規口座開設など)が必要となり、一通りのことを経験します。その地域の様々な文化にも触れることができます。

メインの勉強・研究面では、出身大学とは扱われてこなかった内容の講義を受講出来たり(大学院の講義は在籍する先生の研究分野が色濃く反映されるため笑)、自分の研究においてはもちろんのこと、これまで馴染みのなかった他学生の研究を間近で見ることで様々な知識が養われます。

自分の進学先では、いろんな国から留学生が来ていたため、海外のことについても多少詳しくなりました!

まあ、外部進学をする人は、一般的には少数派であり、人と違った貴重な経験をするということには、多くの学びや気づきがあって当然ですよね!

 

1.3 考える力が身につく

 外部進学をする場合は特に、内部進学する場合と異なり、外部進学を志すに至った経緯や進学目的をきちんと説明できて当然です。所属研究室の先生や、進学希望先の先生、家族や友人に対して、筋の通った説明をすることが求められます。(この辺の話は、就活においても重要になってきます。)自分自身は納得していても、聞いた人が納得できるように論理的に説明するのは、意外と難しいです。それなりに時間をかけて整理することをおススメします。そのようにして、人に伝えることを念頭に、自分自身で考え抜く中で考える力が培われていくはずです。参考までですが、以下の問いに対する回答が含まれるかたちで一度整理すると良いかと思います。

  • 現在興味のある専門分野は?
  • なぜその分野に興味を持ったのか?
  • 外部進学を考えるようになったきっかけは?
  • 進学先で取り組みたい研究分野は?
  • 具体的に進学先で取り組みたい研究は?
  • その分野の研究は社会においてどのように役立つものか?
  • なぜその研究室なのか?(それ今のところでもできない?)

 

 また、進学後においては、内部進学する人の多くが卒業研究の延長で修士研究をする一方で、一から研究テーマを考える必要があります。卒業研究では一般的にテーマが与えられることを考えると、一からテーマを考えて修論レベルまで持っていく過程で、かなり思考力が鍛えられます。

 

1.4 就活で有利になる

 これについて気になる方も多いかと思いますが、まず外部進学したことが不利に働くことは基本的に考えにくいです。

しかし、以下のようなケースでは、結果的なものであっても、企業の方が経歴とあわせて見たときに、ストーリー性が見出しづらいため、あまり印象が良くない可能性があります。

  • 大学は専門分野A⇒大学院はA以外の専門分野という人が、Aを活かした職種を希望する
  • 大学は専門分野A⇒大学院は専門分野Bという人が、それらとは無関係の職種を希望する場合

ただし、ほとんどのケースでは、有利に働くと考えてよいでしょう。

私自身、外部進学をする表立った理由ではなかったですが、当然大学院修了後のことも考えていました。その際には、出身大学の先輩や先生、学部3回生の時にインターンでお世話になった方、大学OBに相談にのっていただき、正直ベースで学歴が進路に与える影響や、外部進学そのものに対する印象などを確認していました。

その中で、具体的には以下のようなことが分かり、より一層外部進学への思いが強まりました。

  • 大学の先生や企業の研究職になるためには、やはりその分野で有名な先生のもとで指導を受けた方が圧倒的に有利になること(当時は大学の先生にも憧れていました)
  • とある大企業の総合職として採用されるには、旧帝大以上じゃないと厳しいということ(当時行きたいと思っていた大手)
  • 企業目線では向上心をもって外部進学という挑戦をするような人材は好印象であること

 学部3回時にも複数のインターンに参加していた私は、京大院進学後の就活で、そのアドバンテージの大きさを身をもって体感しました。学部生と院生の違いはあるとは言え、インターン参加後はリクルーターがついたり、個別に電話がかかってきて早期の選考ルートを紹介されたり、一般には公開されていない職種での採用を約束されたりしました。いずれも皆が知っているような大手企業の話です!事実として、学歴フィルターのようなものは存在していることが分かりました。おかげで、早期で第一志望群の企業から内定をとり精神的にも安定した状態で、第一志望の内定まで漕ぎつけることができました。

 

1.5 大きな自信がつく

 単純に成功の大きさを比較することはできませんが、膨大な時間と労力を費やして掴み取った成功体験としては、大学受験合格が最後という人は案外多いと思います。

外部進学を成功させるためには、限られた時間の中で、自らの頭で考え、必要な情報をとりに行き、行動するという膨大な労力を要します。しばしば団体戦と表現される大学受験と比べると、外部院試受験はほぼ個人戦です。その結果として勝ち取った合格は、大学受験合格にも匹敵する成功体験となり、自信にもつながります。

 また、より高い偏差値の大学院に進学すると、当然ながら優秀な人も沢山います。彼らは、中高時代に勉強においてトップを走っていきた人ばかりのため、そのような人々と関係を持ち、有益な議論を通して高めあえるような充実した日々を過ごす中でも自信は形成されます。

 

1.6 交友関係の輪が広がる

 まあ、これは単純な話で、所属してきた組織が増えることにより、知り合いが増え、また初対面の人と話していても共通の知人が実はいた、などのことがよくあり、話が広がりやすくなります。社会人になってからは、このメリットがかなり大きい気がします。

 

次に、学歴ロンダのデメリットについてお話します!

正直なところ、メリットに比べると大したことはないかなと思ってます!(笑)

 

2.デメリットについて

 

2.1 人間関係をほぼ一から構築する必要がある

 外部進学する人であれば、当然このことについては、考えを巡らせているかと思います。人間は、今現在の慣れた環境が大きく変わってしまうことに、大小の違いはあってもストレスを感じてしまいます。「ああ、それなら、中学、高校、大学入学時に経験あるよ」という方も多いとは思いますが、外部進学に関して言えば、それらと大きく異なる点があります!

それは、すでに出来上がっているコミュニティに一人加わるという構図だということです。つまりは、多くの人が経験してきている人間関係の構築は、みんな知らない状態、横一線からのスタートだったのに対し、これについてはそうではないということです。

そういう状況に慣れていない方は、はじめは苦労するかもしれません。

しかし、そのような方々については、学生時代に転校生だった私が実践していた、以下に示す、初対面で早く打ち解けるためのコツを参考にしてみてください。

  • ハキハキ喋って、しっかりリアクションする(あと基本笑顔で)
  • ナヨナヨせずに、寧ろ堂々と振舞うことを意識する
  • 簡単な質問を自分から沢山して、コミュニケーションの数を増やす
  • 感謝の気持ちをちゃんと伝える

 

2.2 必ず環境を変えることによるリスクが存在する

 これは私から言うまでもありませんが、絶対に多少なりともリスクは存在します。それまでの研究室で通用していたやり方が、そこでは通用しなかったり、人間関係で苦労したりするかもしれません。その辺は、研究室訪問などをすることで、リスクを減らすことが可能です。研究においても、必ず満足のいく結果が出せるとは限りません。場合によっては、修了できない可能性もあります。自分の先輩は、東大の大学院に進学後、環境に馴染めず結果的に退学していました。

 

2.3 研究を一からスタートすること

 こちらについても、皆さん理解されているかと思いますが、内部生が卒業研究の延長で修士の研究をすることが多いのに対し、外部生は基本的に一からのスタートとなります。2年間で卒論と修論を書くレベルというと少しオーバーかもしれませんが、決して楽ではありません。ただ、修士の学生が自分一人で研究テーマを決めるのは難しいので、先生と相談しに行って決めるというのが一般的ではないのかなと思います。自分のところは違いましたが、自分と同様に外部進学した友人らの話を聞いていると、普通に研究テーマを与えてくれる研究室も割とあるみたいです。ただ、前項で挙げたようなリスクが存在するのも事実です。

 

以上が、自身の経験に基づく、「学歴ロンダのメリット・デメリット」でした!

 

ここまで、ご覧いただきありがとうございました!

 

また、今後も外部進学関係のトピック取り上げていきたいと思ってます!

 

ではでは~(^^)/

【仕事術】社会人1年目が考える「楽しく仕事をするための方法」

どうも、Shinjiです!

 

今回は、日系大手企業勤めで、

まだまだ経験の浅い社会人1年目の私が、

この1年で考えた「仕事そのものを楽しむための方法」について、

共有できればと思います。

 

結論から申し上げると、

私が取り組んだり意識したりしていることは以下の通りです!

大きく3つのカテゴリーに分けられ、全8つあります!

 

1.仕事観について

 ① 担当業務から得られる知識・スキルについて考える

 ② 何事においても目的を意識する

 ③ 何が何でも任された仕事はやり遂げるというルールを課す

2.目標設定について

 ① 憧れの上司・先輩を見つける

 ② 5年後の自分を想像する

3.モチベーション管理について

 ① 毎日適度な運動をする

 ② 自己啓発系の名著を読む

 ③ 新しいことに挑戦する

 

 今回は、3つのカテゴリーのうち、

「1.仕事観について」を取り上げていきたいと思います!

今後、「2.目標設定について」および「3.モチベーション管理」についても、

同様に記事にするつもりです。

 

 

 1.仕事観について

  

①担当業務から得られる知識・スキルについて考える

 私自身もそうですが、若手のうちは頭をあまり使わないような単純な仕事を任されることが多いかと思います。知識も経験も浅いうちは、そのような基本的なところから始めることで、社会人基礎力を培うというそれなりの意味があることは重々承知ですが、やはり単純な仕事ばかりの日々が続くと、なかなか仕事自体に面白さを見出すのは難しくなるように思います。

人はロボットではなく、意思を持っており、自分の意見や考えをもって行動したいという欲求が少なからずあります。そのような人間としての本能に着目したものが①です。

任された仕事に取り組む中で、有益な知識・スキルを能動的に獲得しにいくような姿勢を持つことで、完全な受け身状態を回避し、以前より前向きに楽しく仕事ができるというものです。

簡単な例を挙げると、所内の回覧物を整理する単純な仕事においても、先輩や上司がどんな内容の文書を回覧し、何の業務をしているか何となく知ることができます。そして、全くイメージの掴めないようなものがあれば、後から先輩ところに聞きに行くことで、そんな仕事もあるのかといった気づきを得られます。

まあでも、忙しい先輩に質問するのは申し訳ないという思いがありますよね。その点は、その人の性格などを考慮しながら上手くやる必要があるとは思いますが、何事においても遠慮してばかりでは、いつまで経っても成長できないので、そこは割り切りましょう。

また、先輩や上司が回覧している文書や説明資料にざっと目を通し、その構成・ストーリーを軽く把握するだけでも、いざ自分が同様のものを作る際の参考にすることができます。

 

② 何事においても目的を意識する

 若手のうちは目の前の仕事を処理することで一杯いっぱいになってしまうシーンが多いはずです。次から次に舞い込んでくる、やったことのない仕事に追われるプレッシャーで精神的に疲弊してしまった経験のある方も多いでしょう。

また、そうした状況が増えてくると、しだいに視野が狭くなり、本当に重要なことを見落としミスにつながりやすくなります。

そうした事態を避けて前向きに楽しく仕事をするためには、「このプロジェクト・仕事の目的は何か?」という問いを頭の中で意識することがとても効果的です。

その問いにより、重大な見落としや新たな発見などの気づきがあったり理解が深まったりして仕事が楽しく感じるようなことが、経験上割とよくあります。

さらに、担当業務の枠を越え、「この部署が存在する目的は何か?」という問いかけをすれば、会社経営的な視点でも色々と考えることができ、これもまた面白い発見があると思います。

「ただの一平社員が何を大層なこと考えとんねん」という指摘もありそうですが、若いうちから高い次元で物事を考える姿勢は、目まぐるしく変化するこれからの時代において生き抜くためには必要不可欠なものだと考えています。

 

③ 何が何でも任された仕事はやり遂げるというルールを課す

 これを一言で説明すると、仕事をゲーム感覚で楽しむというものです。上司先輩から与えられたミッションを、決められた期限内に絶対に終わらせるという、ごく当たり前のことです。

当たり前のことではありますが、特に完璧主義の人(自分もその傾向が強めです笑)においては、これを意識することが、仕事において非常に効果的に働きます。

その理由としては、完璧主義な一面がある人は、任された仕事に対して、この仕上がりで先輩上司に報告してよいものかという状況によく陥ってしまい、期限よりも質を優先してしまい、前倒しで仕事をすることが苦手だからです。

その際に、何が何でもミッションをクリアするということを意識すると、割り切った行動をとることができます。

また、どんな難しいミッションも期限内に終わらせないといけないため、自分で考えたり調べたりしても分からないものについては、極端な話、何かしらのヒントを知っていそうな人に聞きまくるしかないです。なかなか難しい気もしますが、そんな時は割り切るしかありません。

以前、先輩に、「上司は、仕事を進める過程よりも結果を出せるかどうかを見ている」と言われたことがあります。

考えれば、当たり前のことですが、“めちゃくちゃ賢くて丁寧に仕事をするが、よく期限内に終わらせることができないAさん”と、“分からないことは人に聞きまくってでも期限内に仕事を必ず仕上げてくるBさん”とでは、上司からの高い信頼を勝ち取り、次もまた仕事を任せたくなるのは後者のはずです。

 

 

ここまで、ご覧いただきありがとうございます!

今回は、社会人1年目が考えた「仕事そのものを楽しむための方法」のうち、

仕事観に関するものについて取り上げました。

 

 

若手のうちは、思うような仕事ができず悩やむことも多々ありますが、

今回ご紹介した方法の中に良いなと感じたものを取り入れていただき、

少しでも皆さんが楽しく毎日を過ごせたらと思います!

 

ではでは~(@^^)/~~~

【TOEIC勉強法】外部院試を見据えた戦略的TOEIC対策と必要スコアについて

こんにちは、Shinjiです!

 

今回は、実体験をもとに、以下についてお伝えします。

  • 戦略的なTOEIC対策方針
  • TOEICの必要スコアの目安

多くの大学院入学試験では、専門科目、一般科目(大学の基本的な数学・物理)、英語科目などから構成されますが、その中で、TOEICのスコアを換算式などを用いて英語科目の点数として置き換える方法がとられています!実際に、私が受験した三つの大学の院試でも、TOEICのスコアシートの提出を求められました。

 

この制度のメリットは、しっかり対策して事前に高いスコアをとっておけば、専門科目でのミスをある程度カバーできる点です!また、TOEICは民間試験のため、内部生・外部生関係なく公平に実力が試されます。(専門試験では、定期試験などの出題傾向を知っている内部生の方が有利だというのは言うまでもありませんが、、、。)

 

デメリットとしては、しっかり対策しようとするとお金がかかることがまず考えられます!この際、お金がかかるということは、自分の将来への投資と捉え、目をつぶりましょう(笑)

 

ただ、一つ安心してほしいのは、多くの内部生は、TOEIC対策にはあまり力を入れません。なぜなら、普通に勉強すれば、何だかんだそのまま大学院に進学できると考えているからです。これは、つまり、外部生が、他大学の内部生を蹴落として院試に合格するためには、TOEICで出来るだけ差をつけておくことがとても重要だということです!

 

 

以降、本題の説明に移ります!

 

 

戦略的なTOEIC対策方針

 

1.勉強時期と期間について

まず、TOEICの勉強時期についてですが、大学3年の後期から本腰をいれましょう!この理由としては、主に次の三つが挙げられます。

  • 順調に単位をとっている人であれば、比較的に勉強時間が確保しやすいため
  • 大学4年以降は、時期的に専門科目の勉強に専念する必要があり、加えて、研究室によっては研究に多くの時間をとられる可能性があるため
  • 就活時に2年以内に受けたスコアシートを求められることが多いため

また、TOEIC対策に割く時間は、半年程度にしましょう。これは、長期計画で勉強していると、照準が定めにくい上、試験結果が悪くても「まあ、まだ次があるからいいさ」というような楽観的思考に陥りやすく、非効率だと考えるためです。初めから、TOEICの勉強は半年間と決め、ある程度の緊張感をもって日々勉強する方が圧倒的に効率がいいと考えます。

だだし、その半年間は毎日、リスニング、リーディング、シャドーイングを欠かさずに実施し、そして、土日は模試をとく!これを徹底してください。

これができれば、確実にスコアは爆上がりします!普通に考えて、上がらないわけがないですよね(笑)

私自身は、この方法で275点アップしました!一応実際のスコア結果を貼っておきます。TOEIC公式サイトから閲覧できるスコアの結果です。

大学3年の夏の、まだTOEICの勉強を始める前に、大学で強制的にTOEICを受けさせられていたのですが、その時は500点でした!そのスコアを見て、本気で勉強しないとヤバいなと思ったのを今でも鮮明に覚えています!(笑)

 

f:id:shinji_1937:20201004191058j:plain

スコアの変遷

 

2.どこの試験日程に照準を合わせるべきか

これは誰が何と言おうと、年度初め1発目の4月の試験です!!

この理由ですが、4月は、新入生、新社会人など、各学校や企業で強制的に受けさせられている人々や、大学入学して間もないやる気に満ち溢れ、とりあえず受けてみようとする新入生が多く、相対評価でスコアを算出しているTOEICでは、受験者の平均的な英語力が落ちる4月に、最も高スコアが出やすくなるためです!私自身も、この4月の試験で最高スコアを叩き出しました!

 

 

TOEICの必要スコアの目安

 

最後に、院試に必要な目安のスコアについてお伝えします。これについては、特に正式なデータが存在するわけではないですが、色んな大学の知人・友人に聞いた中での目安スコアです(参考程度に)。

 

京大

800点以上あればかなり良い方で、専門科目のミスを大きくカバーできる。600~650点あたりが平均的なところで、650点あれば英語で足を引っ張ることはないと考えられる。

 

その他地方旧帝大

700点以上あればかなり良い方。600点あれば英語で問題になる可能性は低い。

 

地方国立大

 600点あればかなり良い方。平均は500点台くらい。

 

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました!

今後は自分が実践していたTOEIC勉強法などについてもお伝えできればいいなと考えています!

 

 

ではでは~(*^^*)

 

他大学院進学 ~他大学の大学院を受験する上で考えてほしいこと~ #京大院 #旧帝大院

どうも、管理人のShinjiです!

 

本記事では、私自身が他大学の大学院への進学を志し、

そして、実際に進学した経験を交えながら

外部進学を決断する上で考えてほしいことについてお話しします!

 

まず、私自身についてですが、とある地方国立大学の工学部を卒業後、京都大学大学院工学研究科へと進学しました。大学院試験については、京大に加え、滑り止めとして、地方旧帝大+自大の院試を受験しました。幸いなことに、全て合格し、第一志望だった京大の大学院に進学しました。

 

 

早速本題に入りますが、

外部進学を決断する上で考えてほしいこと、

それは「多くの人が聞いて納得する志望理由か?」ということです。

 

そもそも、私が外部進学を目指すに至った理由ですが、

結論から言うと、次の3つが全てです!

  1. よりレベルの高い環境に身を置くため
  2. 自大では取り組めない研究をするため
  3. 就活を有利に進めるため

ごくごく一般的な理由かと思いますが、13については公の場で説明する際の理由としては、おすすめしません!

 

なぜなら、1は「今いる環境はレベルが低い」と捉えることもでき、仮にその大学関係者が聞けばあまり良い印象持たない可能性があるためです。

 

また、3については「就活を見据えた外部進学」に対して、否定的な考え方を持つ人が、世の中には多くいるからです(本来、大学院は研究をするところであり、就職予備校ではないため)。ただし、現在の日系大手の新卒採用では、”学歴フィルター”なるものが存在するのが事実であり、加えて、都市部の大学と地方大学とでは、就活する上で、大きな機会格差が存在するため、就活を意識し、戦略的に外部進学を検討するというのは、個人的に賢いとは思います。でも、やはり、多くの人が納得してくれるような理由ではないでしょう。

 

以上より、第三者に外部進学の理由を説明する際には、2のような理由だけで行うのが最もスムーズです!その理由を考える際には、以下のポイントを押さえるようにしてください。

  • 志望する研究分野に興味を持つに至った背景・経緯
  • 具体的にどのような研究に取り組みたいのか(自大では取り組みにくい研究内容であることが重要)
  • その研究の大局的な目的(どのような社会貢献につながるのか)

 

 

ここまで読んで、そんな体裁なんかはどうでもいいと思う人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです!外部進学を決断した理由が、最も問われるのが就活中です!就活の面接では、必ず進学理由を聞かれます。その時に、筋の通らない、非論理的な説明をしていては、かなり印象が悪くなります。なぜなら、仕事では、相手に論理的な説明をし、納得させるスキルが求められるからです!

 

今回は、外部進学の理由についてお話ししましたが、その理由を聞かれることは、就活以外の場面でも多々あります。その時に「おお、この人は、しっかり考えを持って、自分の進む道を選択したんだな」と、良い印象を与えられるような説明ができるといいですね!

 

今後も、外部進学に関するテーマの記事を書いていきたいと思います!

ではでは~ (*^^*)

 

 

【就活】志望動機でおさえておくべきこと ~志望動機の型~

どうもShinjiです!

 

本記事では、就活においてかなり重要度の高い、
「志望動機」の作成に関するテーマを取り上げていきたいと思います。

新卒一括採用を基本とする日本では、第一志望の企業だけではなく、
滑り止めとしてその他複数の企業を受けることが一般的です。

 

インターンシップ、OB訪問、ES作成、SPI・webテスト対策・筆記試験、面接対策など、就活ではやるべきことがたくさんあり、それらには膨大な時間を要します。

 

しかし、複数の志望企業に対して、限られた時間の中でそれらのことを完璧にこなすということは、非常に難しいと思います。

 

注意しておきたいこととして、大切なのは、それらを完璧にこなすことではなく、志望企業から内定を獲得することです。つまり、完璧ではなくても内定獲得に十分な準備さえできていれば、問題ないということです。

 

ES中の自己PR・ガクチカの作成、SPI・webテスト対策、面接対策などは、ある特定の企業だけではなく、その他の多くの企業の選考にも生きてきます。ところが、志望動機については、基本は志望企業ごとに作成する必要があるため、そこに費やす時間は必然的に多くなります。

 

応募する企業数が数社程度であれば、
志望動機の作成に要する時間というのはそこまで問題にはならないかなとは思います。

しかし、仮に20社に応募する場合、各企業でそれなりのESを作成しようとすると、かなりの時間を持っていかれます。


それが原因で、SPIやwebテスト対策、面接対策がおろそかになってしまうということも十分に起こりえます。

 

私自身も昨年度就活をしていましたが、
自分を含め、あまり業界を絞らずに
多くの企業にESを提出している人は割と多い印象です。


しかし、友人の中には、ESの作成に時間をかけ過ぎてしまい、
面接対策等に十分に時間を割けなかった結果、
低志望度の企業からしか内定を貰えていませんでした。

 

そうならないためには、効率的にESを作成する必要があります。

そこで!今回は、効率的にESを作成するための「志望動機の型」をご紹介します。


この型さえ押さえておけば、多くの企業のESを効率的よく作成でき、
その他の対策に、より多くの時間をかけることができます。

 

沢山の企業に応募し、沢山のESを作成しながらも
私が上手く就活を進めることができた理由の一つは、
「志望動機の型」をつくったことが大きかったと考えています。

 

紹介する「志望動機の型」は以下の通りです。

 

 ~志望動機の型~
1. その業界の志望理由
(就活の軸と絡めて)
2. その中でも貴社を志望する理由
(貴社の強み、特徴を挙げて)
3. 入社後に取り組みたいこと、興味関心のある業務
(業界、貴社が今後直面する課題を挙げた上で、その解決に対する興味を示す)
 ↑ ここの解決の方針で2.の強みや特徴を絡めると

 

これだけだとイメージも付きづらいと思うので、

鉄道会社を例に、具体的な文章でそれぞれ説明したいと思います。

 

1. その業界の志望理由

「私は、大きな影響力と高い社会貢献性をもつ鉄道会社に強い関心を寄せています。」

この例文では、大きな影響力をもって社会に大きく貢献できるような仕事を軸としてしているのが分かります。

 

2. その中でも貴社を志望する理由

例)

・地元関西に貢献できる点 (地域性)

・他社と比較しても関連事業に力を入れている点 (事業)

・他社と比べてコンパクトな会社ということもあり若手のうちから大きな裁量をもって仕事ができる点 (環境)

などなど、複数の観点から他社との差別化を図りながら何に魅力を感じているかを伝えていく必要があります。

 

今回は、上記の中でも、貴社の(地域性)と(環境)に魅力を感じたという体で例文を書くと以下のようになります。

「その中でも、特に、地元関西に貢献できるという点と、若手のうちから大きな裁量をもって働けるという点に非常に魅力を感じ、貴社を強く志望するようになりました。」

 

3. 入社後に取り組みたいこと、興味関心のある業務

社会や業界の情勢、会社がおかれている状況から見える課題に着目します。

ほとんどの鉄道会社では、働き方改革や労働者人口の減少などの時代の流れを受け、業務・作業効率化を課題としています。

 

この課題の解決に興味を持っている体で例文を書くと以下のようになります。

 

「今後は労働者人口の減少に伴い、業務・作業の効率化が重要なテーマになると考えています。その中で、私は、若手のうちから大きな裁量をもって、そのような課題の解決に向けたIoTやAIによるシステム開発に取り組みたいです。」

 

そして、上記の文章を合わせると以下の志望動機が完成します。

 

 私は、大きな影響力と高い社会貢献性をもつ鉄道会社に強い関心を寄せています。その中でも、特に、地元関西に貢献できるという点と、若手のうちから大きな裁量をもって働けるという点に非常に魅力を感じ、貴社を強く志望するようになりました。今後は労働者人口の減少に伴い、業務・作業の効率化が重要なテーマになると考えています。その中で、私は、若手のうちから大きな裁量をもって、そのような課題の解決に向けたIoTやAIによるシステム開発に取り組みたいです。

 

このように、紹介した志望動機の型を意識することで、ESは格段に書きやすくなることがご理解いただけたと思います。ただ、上記のものだけでは、まだまだ内容が浅いので、特に、どの系統の何の業務・作業に対して効率化を図りたいのかを、さらに深堀っていく必要があると思います。しかし、働いたこともない状況で、一から何かを提案するのはなかなか難しいと思うので、是非インターンシップや説明会に積極的に参加して、社員の方々がどんなことを課題と捉えているのかを聞き出してみるといいと思います。実際、自分もそのようにしていました(笑)

 

皆さんも是非、この「志望動機の型」を活用して納得のいく企業から内定を勝ち取りましょう!!Shinjiも応援してます!!!

 

ではでは~(^^)/

 

統計ソフトRとは?~単回帰分析偏~

 

本記事の内容

  • 統計ソフトRについて

  • Rを用いた単回帰分析の実例

 

 

統計ソフトRとは?

 

統計ソフトRは、無料で利用可能な統計分析ツールです。

利用目的に合わせてパッケージをインストールすることで

機能を拡張することができます。

 

近年では、Pythonを用いたデータ分析も流行ってきてはいますが、

その中でRを使用するメリットとしては、

 

  • Rが統計解析に特化しており一般的な分析方法であればパッケージをインストールするだけで容易に分析が行えること
  • 参考書が充実していることやネット上でもコマンド操作などに関する情報が多く存在していること

 

などがあるかなと思います。

 

また、統計分析自体はExcelの分析ツールでも可能ですが、

一般的に利用できる分析の種類はそこまで多くはないため、

研究等でまずは簡単な分析から始めて徐々に高度な分析にも取り組んでいきたいという方には今回紹介しているRがとてもおすすめと言えます!

 

 

単回帰分析の実例

 

単回帰分析とは、2種類のデータに対して用いられる分析手法です。

二つのデータのうち、片方のデータを目的変数Y、もう一方を説明変数Xとして設定した上で、以下のような単回帰式(単回帰モデル)を推定します。

 

              Y=β01X

 

ここに、β0およびβ1は未知パラメーターであり、これらを分析によって推定します。

 

今回は、「私の1日の歩数」と「平均気温」の7日間のデータを対象に分析を行いたいと思います。実際に使用するテキストデータは次のようになっています。

ここでは、

nstep→1日の歩数

temperature→平均気温

としています。

 

f:id:shinji_1937:20200310194316p:plain

 

以上のデータに対して、今回は以下のように目的変数と説明変数を設定して分析を行いたいと思います。

 

目的変数Y:1日の歩数

説明変数X:平均気温(℃)

 

では、実際の統計ソフトRを用いた単回帰分析の実施の流れについて以下で説明します。

 

①統計ソフトRのインストールと起動

まず、統計ソフトRをインストールし、起動します。

起動すると、

以下のような画面が表示されると思います。

 

f:id:shinji_1937:20200310194318p:plain

ディレクトリの変更

上で示したテキストデータをRに読み込ませるために、

テキストデータが保存されているフォルダの場所を指定する必要があります。

指定するために、以下のように、

 

メニューバーの「ファイル」を選択 → ディレクトリの変更を選択

f:id:shinji_1937:20200310194322p:plain

 

指定したいフォルダの選択

f:id:shinji_1937:20200411005540p:plain



という流れで操作します。

 

ここで、ちゃんと適切にディレクトリが変更されているか確認するために、

「getwd()」というコマンドを打ち込んでEnterキーを押してください。

f:id:shinji_1937:20200310200850j:plain

正しくディレクトリを変更できていることが確認できます。

 

③テキストデータの読み込み

今回は、dataというファイルにデータを読み込ませたいと思います。

以下のように、「data <- read.table("テキストデータ名", header=T)」というふうにコマンド打ち込みます。これにより、dataというファイルに分析に使用するテキストデータが読み込まれました。また、「head(data)」とコマンドを与えることで、データの中身を確認することができます。

 

f:id:shinji_1937:20200310201132j:plain

 

④単回帰分析の実行

今回は、単回帰分析の結果を「model」に格納したいと思います。

単回帰分析を実施するためのコマンドは「lm(Y~X, data=使用データのファイル名)」となっています。

さらに、分析結果をみるために「summary(分析結果が格納されているファイル名)」というコマンドを与える必要があります。

したがって、実際に分析を実施すると以下のようになります。

 

f:id:shinji_1937:20200310194312p:plain

結果の見方としては、

「Estimate Std.」が分析により推定されたパラメータとなっています。

したがって、今回は、

β0:1842.91

β1:611.96

と推定されたことになり、単回帰式は、

 

Y=1842.91+611.96X

 

のような結果となりました。

 

また、「Multiple R-squared」は0~1の値をとる決定係数であり、

これが1に近いほど推定されたモデルの適合度が高いということを意味しています。

今回は、0.94となっていることから、かなり適合度が高くなっていることが分かります。

加えて、「Pr(>|t|)」は一般的にp値と呼ばれるもので、

これが、ある有意水準αよりも小さければ、仮説検定により、

有意水準αで目的変数が説明変数に影響を及ぼしていると言える」というふうになります。

したがって、この結果に基づくと、「平均気温」は「1日の歩数」にほぼ確実に影響を及ぼしていると判断できそうです。

 

皆さんも身近なデータを用いて、単回帰分析をやってみると面白い結果が得られるかもしれませんよ!(笑)

 

今後、他の分析手法についても記事を書いていきたいと思います!

 

ではでは(*^^*)