【他大学院試】院試の過去問・模範解答の入手方法について #京大院試 #院試過去問 #院試解答
こんにちは、Shinjiです!
今回は、他大学の大学院入試の受験を検討されてる学部生に向けて、
1.過去問の入手方法について
2.模範解答の入手方法について
についてご紹介しようと思います!
まず、私自身ですが、とある地方国立大学の工学部を卒業後、
京都大学大学院工学研究科へと進学しました。
大学院試験については、京大に加え、滑り止めとして、
地方旧帝大+自大の院試を受験しました。
幸いなことに、全て合格し、第一志望だった京大の大学院に進学しました。
以上のような、自身の受験経験、および京大院進学後に自分と同じような外部生受験対応を研究室でしていた経験を基に、今回お話ししようと思います。
1.過去問の入手方法について
過去問の入手方法は、大きく2つに分かれると思います。
① 各大学のHPで公開されているもの(一般的に過去3~5年分)を
ダウンロードするという方法
② 直接研究室に問い合わせて入手するという方法
①ついては、大学側の外部から優秀な学生を集めたいという思いから、
大学HP上で、過去数年分の過去問を公開しているところがほとんどです。
これは、何となく外部受験を視野に入れている段階にあり、
各大学の院試の難易度を測ったり、早期から院試対策にとりかかる人にとっても
非常に有益です。このメリット・デメリットは以下の通りです。
<メリット>
研究室訪問などしていなくても、手っ取り早く過去問を閲覧できること
<デメリット>
・数年分の限られた過去問にしかアクセスできないこと
・解答までは基本的に入手できないこと
②については、その研究室を志望する意志がある程度固まっている状態にあり、
基本的に研究室訪問以降にとられるやり方です。
大学HPで一般公開されているもの以外の過去問でも
勉強したいという人に当てはまります。
研究室訪問時に直接提供してもらうケースや、
メールで問い合わせてデータを提供してもらうケースなどが考えられます。
このメリット・デメリットは以下の通りです。
<メリット>
過去数年よりも以前の過去問を入手できる可能性が高く、
解答などもあわせてもらえる可能性があること
<デメリット>
身分を明らかにし、志望する意志を伝えた上で、研究室に直接赴いたり、研究室に連絡をとる必要があることから、最低限の準備が必要すること
ただ、自分の知っている範囲では、外部受験をする多くの人が、①、②それぞれ単独の方法をとるのではなく、実際には以下の流れで準備をしています。
①の方法で何となく院試の難易度を測り、少しずつ院試対策を始めておく
↓
志望の意志が固まったタイミングで研究室と連絡をとり、研究室訪問などを通して、
志望の意志を伝える
↓
研究室以降に、①で不足する分を②の方法で解消し、より対策を強化する
2.模範解答の入手方法について
院試の過去問の入手方法ですが、以下の2つの方法があるかと思います。
②の方法については、属人的で再現性がないため、①のみ紹介します。
①志望研究室に直接連絡をとり提供してもらう
②高校時代の友人、他大学の知人など、個人的な伝手を利用し、
志望大学の解答を入手する
①について
一般的に各研究室には、各年代の人が過去問対策をする中で、
一通り作成した解答が存在することが多いです。
その解答の精度には差があるかと思いますが、
基本的には問題なく進学している内部生が作成しているので、
最低限の合格水準は押さえてあるはずです。
それらの解答を、研究室訪問時に提供してもらう、
あるいは訪問時に学生と連絡先をしておき、
後日データを送付してもらうなどの方法があります。
より早く解答が欲しい場合は、それだけ早く動き出すことが求められます。
- ※志望研究室への連絡は、先生にするのが原則です。 そのやりとりの中で、過去問解答の提供を希望する旨を伝えておけば、 先生から院生(一般的には庶務をこなすM1)に、 何かしらの指示が出るはずです。 ただ、M1の学生も就活に研究と忙しいので、 準備してもらった際には丁寧に感謝の意を伝えることをオススメします。
以上が、院試の過去問・模範解答の入手方法でした!
本記事が、他大学の大学院入試の受験を検討されてる学部生にとって、
役立つものとなれば幸いです!
それでは(^^)/